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2020.04.23

福島県のインバウンド

福島県

福島県は東北地方に所属しており、東日本大震災の発生以降、原子力発電所事故の影響による放射線被害が憂慮され、風評被害も相まって、訪日旅行者数がなかなか伸びないようだ。一方、江戸時代の町並みが残る宿場町大内宿、会津若松や五色沼など、観光スポットの知名度はあるといえる。ただし、アクセスの困難さからも、福島県は他の東北地方の県と同様にインバウンド産業が伸び悩んでいるようだ。

データで見る福島県のインバウンド状況

訪日観光客数(2019年)

2019年の福島県の訪日外国人客数は102180人で、全国43位。

訪日観光客数の推移

国別、訪日観光客数の推移

2019年の訪日観光客数を国籍、地域別にみると台湾が訪問者の27.19%を占め、福島県に最も多く訪れている。続いて中国が12.82%、タイ11.94%、その他7.89%、オーストラリア6.72%となった。この上位5カ国で全体の66.56%を占めている。

福島県伸び率

インバウンド消費額(2019)

  • インバウンド消費額は40億円で全国41位。
  • 1人1回あたりの旅行消費額単価は39878円で全国19位。
  • 1人1泊あたりの旅行消費単価は4677円で全国47位。

インバウンド消費額の国別割合(2019)

2019年のインバウンド消費割合を国籍、地域別にみると中国がインバウンド消費額の17.51%を占め、福島県で最も多く消費している。続いて台湾が16.68%、その他11.71%、フィリピン10.74%、タイ7.27%となった。この上位5カ国で全体の63.91%を占めている。

費目別消費内訳(2019)

福島県における2019年のインバウンド消費額を費目別でみると、宿泊費が消費額全体の40.11%を占め、続いて飲食費が31.95%,買物代が17.98%となった。

アジアの訪日外国人の意見

福島県に対するアジアの訪日外国人観光客の第一印象

2011年に東日本大震災が発生した際に、原発や津波のニュースがアジア各国でも大々的に報道された。そのため、福島県は甚大な被害があった地域として原発、津波などを連想させるキーワードを第一に思い浮かべる人は少なくありません。復興に向けて、どのようなサポートができるのか、といった想いを寄せる方もいます。

福島県でアジアの訪日外国人観光客に人気の観光地

江戸時代の町並みが残る宿場町大内宿は、古き良き日本の生活感が体験できることから、タイ、台湾、香港では福島県の有名な観光スポットとなっている。また会津若松や五色沼も人気が高く、県内の自然景観が全般的に人気だといえる。

福島県でアジアの訪日外国人観光客に人気の体験、アクティビティ

福島県の人気体験に関しては、会津祭りや大内宿雪まつりがタイ、台湾、香港では知名度が高いようだ。雪景色や日本の伝統文化に加え、福島県は祭りやイベントが訪日リピーターの間で人気といえる。

福島県でアジアの訪日外国人観光客に人気のグルメ

東南アジアにおいては全体的に福島県のグルメの知名度は低い。訪日リピーターの多い台湾の方々の間では、桃、喜多方ラーメン、ネギそばといった、フルーツからB級グルメまで、幅広く知られている。

福島県でアジアの訪日外国人観光客に人気のおみやげ

いずれの国においても、福島県のおみやげについて、印象がないようだ。少数意見ではあるが、台湾の方々の間では喜多方ラーメンが人気のようだ。

福島県でアジアの訪日外国人観光客に人気の宿泊エリア

福島市と会津若松市は、台湾と香港の方々の間で一番多く利用されている福島県の宿泊エリアだ。チャーター便のおかげもあり、福島県への観光が増える台湾ではそのほかに郡山、東山温泉、大内宿など、県内各所の宿泊地も知られている。残念ながら、インドネシア、タイ、マレーシア、ベトナムでは福島県の宿泊エリアは、印象にないようだ。

 

参考資料:訪日外国人消費動向調査(官公庁)、訪日外客数の動向(JNTO)より推計

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