熊本県のインバウンド
熊本県は九州地方に所属しており、ゆるキャラである「くまモン」が台湾、香港、中国からの訪日旅行者の間で人気だ。インバウンド関連事業が発展していないなかでも、それらの国や地域からの訪日旅行者数は年々、増加している。多言語対応やWiFi対応の施設や観光スポットがもっと増えれば、訪日旅行者数が増えていくと予測される。
データで見る熊本県のインバウンド状況
訪日観光客数(2019)
2019年の熊本県の訪日外国人客数は607696人で、全国19位。
訪日観光客数の推移
国別、訪日観光客数の推移
2019年の訪日観光客数を国籍、地域別にみると台湾が訪問者の31.06%を占め、熊本県に最も多く訪れている。続いて香港が19.9%、韓国19.89%、中国15.38%、タイ2.57%となった。この上位5カ国で全体の88.8%を占めている。
インバウンド消費額(2019)
・インバウンド消費額は154億円で全国22位。
・1人1回あたりの旅行消費額単価は25420円で全国38位。
・1人1泊あたりの旅行消費単価は7619円で全国33位。
インバウンド消費額の国別割合(2019)
2019年のインバウンド消費割合を国籍、地域別にみると台湾がインバウンド消費額の17.88%を占め、熊本県で最も多く消費している。続いて香港が17.8%、中国16.77%、韓国15.72%、ベトナム7.42%となった。この上位5カ国で全体の75.59%を占めている。
費目別消費内訳(2019)
熊本県における2019年のインバウンド消費額を費目別でみると、宿泊費が消費額全体の42.3%を占め、続いて飲食費が29.5%,買物代が22.75%となった。
アジアの訪日外国人の意見
熊本県に対するアジアの訪日外国人観光客の第一印象
圧倒的に、くまもんが人気のようだ。残念ながら、マレーシアとベトナムでは、熊本県もくまもんも、印象にないようだ。訪日リピーターの多い台湾、香港、そしてタイの間では、熊本城が定番観光スポットのようだ。合わせて、地震による被害についても台湾の訪日旅行者の間では既知のようだ。
熊本県でアジアの訪日外国人観光客の人気の観光地
訪日リピーターの多い台湾、香港、そしてタイの間では、熊本城が人気の観光スポットのようだ。残念ながら、インドネシア、マレーシア、ベトナムでは熊本県で人気の観光地は、印象にないようだ。
熊本県でアジアの訪日外国人観光客に人気の体験、アクティビティ
訪日リピーターの多い台湾とタイは熊本城へ、くまモン人気がある香港はくまモンに会いに行く(くまモン オフィス)ことが、人気の体験、アクティビティのようだ。残念ながら、インドネシア、マレーシア、ベトナムでは熊本県で人気の体験、アクティビティは、印象にないようだ。
熊本県でアジアの訪日外国人観光客に人気のグルメ
訪日リピーターの多い台湾、香港、そしてタイの間では、馬肉が人気のグルメのようだ。残念ながら、インドネシア、マレーシア、ベトナムでは熊本県で人気のグルメは、印象にないようだ。
熊本県でアジアの訪日外国人観光客に人気のおみやげ
訪日リピーターの多い台湾、香港、そしてタイの間では、くまモングッズが人気のおみやげのようだ。残念ながら、インドネシア、マレーシア、ベトナムでは熊本県で人気のおみやげは、印象にないようだ。
熊本県でアジアの訪日外国人観光客に人気の宿泊エリア
訪日リピーターの多い香港、そしてタイの間では、熊本駅周辺、阿蘇が人気の宿泊エリアのようだ。台湾は、さらに加えて熊本城近辺、辛島町、商店街エリアにも宿泊し、地元ならではの滞在を楽しむようだ。残念ながら、インドネシア、マレーシア、ベトナムでは熊本県で人気の宿泊エリアは、印象にないようだ。
参考資料:訪日外国人消費動向調査(官公庁)、訪日外客数の動向(JNTO)より推計
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