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キャンペーン応募数は約1万人!日本好きの現地消費者参加型の企画で大幅に認知度がアップし、事業継続が決定(福岡県庁様)

はじめに

Fun Japan Communicationsは、台湾・香港・ASEANを中心に、月間最大140万以上の日本好き消費者からアクセスされる、日本紹介メディア「FUN! JAPAN」を運営。圧倒的なメディア力と蓄積されたデータ、さらには消費者との直接的な繋がりを基に、デジタルとリアルの施策を組み合わせ、100社以上のお客様に対して訪日や海外商品の売上拡大をサポートしています。


今回は、福岡県商工部観光局観光振興課様のインバウンドプロモーション施策をご紹介します。

福岡県庁様のご要望

人気の”とんこつラーメン”発祥地として、福岡の認知向上・誘客促進

福岡県庁様は、「とんこつラーメン発祥地」を外国人観光客にプロモーションしていましたが、成果が振るわずにいました。Fun Japan Communicationsにお声がけいただいたのは、3ヶ年事業の最終年度。現地消費者がつい参加したくなる「新しい取り組み」も期待したご依頼でした。


Fun Japan Communicationsでは、訪日旅行キャンペーンを提案。日本旅行のプレゼントをSNSと特設ページで呼びかけ、「とんこつラーメン=福岡県」という認知を向上する施策の実施が決まりました。

施策1:とんこつラーメンLoverがInstagramでお気に入りの写真を拡散!

最初の施策では、アジアと欧米ともにユーザ数の多いSNS「Instagram(インスタグラム)」を利用。


とんこつラーメン店は既に様々な国に進出しており、現地消費者にとってもメジャーなジャパニーズフードとして親しまれています。しかし意外と、”とんこつラーメン=福岡のソウルフード”と認知している消費者は少ないのが現状。


そこで今回は、現地でのとんこつラーメンの知名度を活用し、とんこつラーメン発祥の地としての福岡県の魅力拡散を狙いました。


具体的には、海外現地のとんこつラーメン店で撮影した画像または動画に対し、指定のハッシュタグ「#fukuoka_tonkotsu」をつけた投稿を促進。投稿者の中から選ばれた当選者4組8名には、訪日旅行をプレゼントするキャンペーンを大々的に告知しました。


結果、キャンペーン応募者は約1万名にも達し、目標を大きくオーバーする投稿数が集まりました。その後、当選者による訪日ツアーは2018年1月に開催され、アジアの人々は”SNS映え”、欧米豪は”歴史・背景”にそれぞれ興味を持たれた様子で、各当選者が思い思いに福岡旅行を満喫した様子は福岡県のメディアにも取り上げられ、大好評のうちに終了しました。

施策2:ユーザが何度も訪れたくなる仕掛けを備えた、多言語ランディングページの作成

プロモーション基盤となる特設ページも、こだわりを持って制作しました。台湾、香港、タイ、インドネシア、欧米豪エリアを対象に、多言語対応はもちろん、日本好き現地消費者の方々が好むデザインや文言を意識したページを構築しました。


また、サイト内には、ユーザが定期的に特設ページを訪れたくなるような様々な仕掛けを搭載。たとえば、食べた回数に応じて増えていくラーメンマイレージポイントのランキングをリアルタイムで更新。ユーザが楽しめるコンテンツを盛り込むことで、SNSを中心に現地消費者の間で話題となりました。また、とんこつラーメンの詳しい紹介も行い、クライアントが求める「”とんこつラーメン”発祥地としての、福岡の認知向上」も図りました。


結果、キャンペーン特設サイトのPV数は約38万。目標比106%を達成しました。

施策3:ユーザと長期的な繋がりを持つための公式Facebook開設・運用

これまでの施策で認知度向上が図れたとしても、それを一過性のもので終わらせてしまっては、大きな成果は得られません。 一度興味を持ってくれた消費者とキッチリと繋がることができれば、母国に帰ったあと、つまり「日常」にもチャンスが広がります。


そこで福岡県では、公式Facebookページ(https://www.facebook.com/fukuoka.prefecture.tourism/)を開設し、福岡県に関する様々なコンテンツを継続配信。とんこつラーメンをきっかけに福岡県の「ファン」になってくれたユーザと、Facebook上で密なコミュニケーションを図ることで、これまで実施したキャンペーンの効果を一過性のもので終わらせることなく、以後の施策にも活用できる“基盤=ファンベース”を作ることに成功しました。


もちろん、コンテンツの内容は、弊社の専属ライターが国別の特性を踏まえて監修。たとえば、インドネシアではムスリム配慮のためとんこつの写真は載せず、ベジタリアンラーメンの紹介を掲載。このような、各国の傾向に基づく記事配信が行えるのも、Fun Japan Communicationsの強みのひとつです。

Facebook投稿本数は180本を達し、結果、5ヶ月で約5万人のFacebookファンを獲得。前年までは成果が振るわなかった「ラーメン好き」×「福岡への興味があるファン」の囲い込みに成功し、認知向上に貢献できました。

本キャンペーンで得た実績

各国現地メディアをミックスした情報発信により、約1,500万ものユーザへリーチ。目標比150%と、大幅な目標達成を実現。公式Facebookページファン数は約6万人を超え、現地消費者との定期的なコミュニケーション基盤も構築できました。


さらに、訪日旅行キャンペーンへの応募者数は約1万人と、予想を超える大きな反響を得られたことで、翌年も継続してFun Japan Communicationsが同様のキャンペーンを実施することになりました。

終わりに

SNSや特設サイトでさまざまな施策を行ったことで、福岡のとんこつラーメン好きを育成できたことが、事業継続の大きなポイントとなりました。マーケティングからプロモーションまで一貫して行えるFun Japan Communicationsだからこそ実現できる施策例といえるでしょう。今後も、『FUN! JAPAN』を活用した好事例をご紹介していきます。

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