インバウンド・海外情報

茨城県のインバウンド

茨城県は関東地方に所属しており、Japan Free Wi-Fiや免税店、訪日旅行者向けの観光案内所などの整備も進んでいることから、訪日旅行者の数は安定しているといえる。特に5月にはネモフィラ、10月にはコキアが見られるひたちなか海浜公園へは、多くの訪日旅行者が訪れる。平均宿泊日数や平均消費単価が、全都道府県別に見ても高めだ。

データで見る茨城県のインバウンド状況

訪日観光客数(2019年)

2019年の茨城県の訪日外国人客数は284784人で、全国30位。

訪日観光客数の推移

国別、訪日観光客数の推移

2019年の訪日観光客数を国籍、地域別にみると中国が訪問者の31.13%を占め、茨城県に最も多く訪れている。続いて台湾が13.64%、韓国9.28%、タイ8.53%、その他7.94%となった。この上位5カ国で全体の70.52%を占めている。

インバウンド消費額(2019)

・インバウンド消費額は147億円で全国24位。

・1人1回あたりの旅行消費額単価は51641円で全国8位。

・1人1泊あたりの旅行消費単価は5015円で全国45位。

インバウンド消費額の国別割合(2019)

2019年のインバウンド消費割合を国籍、地域別にみると中国がインバウンド消費額の28.02%を占め、茨城県で最も多く消費している。続いて韓国が11.07%、その他9.27%、タイ7.57%、ベトナム6.95%となった。この上位5カ国で全体の62.88%を占めている。

費目別消費内訳(2019)

茨城県における2019年のインバウンド消費額を費目別でみると、飲食費が消費額全体の34.98%を占め、続いて宿泊費が32.09%,買物代が27.92%となった。

アジアの訪日外国人の意見

茨城県に対するアジアの訪日外国人観光客の第一印象

ひたち海浜公園は人気なスポットの一つ。春にはネモフィラ、秋にはコキアが有名で、台湾、香港、ベトナム、タイ、インドネシアでも知られている。春の青いネモフィラ、秋の赤く丸い形のコキアともに、インスタ映えする景色として、各国のさまざまな日本関連メディアや訪日旅行者の間で話題となっている。

茨城県でアジアの訪日外国人観光客に人気の観光地

FUN! JAPANの対象国すべてにおいて、広大な敷地で、花畑が広がっているひたち海浜公園は人気な観光地のイメージが強い。大人も子どもも満足できるスポットだ。近年のSNS拡散の定着により、花畑の絶景は、国を問わず、知られることになった。

茨城県でアジアの訪日外国人観光客に人気の体験、アクティビティ

広大な敷地で、花畑が広がっているひたち海浜公園は人気な観光地。台湾と香港の方々の間では、花見は人気がある。タイは土浦全国花火競技大会にも興味を持っている。

茨城県でアジアの訪日外国人観光客に人気のグルメ

いずれの国においても、茨木県のグルメについて、印象がないようだ。少数意見ではあるが、インドネシアではあんこう鍋、さつま芋、タイではメロンも有名のようだ。

茨城県でアジアの訪日外国人観光客に人気のおみやげ

いずれの国においても、茨城県のおみやげについて、印象がないようだ。少数意見ではあるが、台湾はりんごまるごとバウムクーヘンが人気のようだ。

茨城県でアジアの訪日外国人観光客に人気の宿泊エリア

インドネシアは大洗、タイは 茨城、大洗、水戸 、台湾は茨城、大洗、香港茨城と回答。残念ながら、マレーシア、ベトナムでは茨木県の宿泊エリアは、印象にないようだ。


参考資料:訪日外国人消費動向調査(官公庁)、訪日外客数の動向(JNTO)より推計


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