インバウンド・海外情報

長崎県のインバウンド

長崎県は九州地方に所属しており、福岡県と大分県に次ぐインバウンド需要がある。クルーズ船やフェリーの港があることで、訪日旅行者数が増加しているといえる。韓国からの訪日旅行者数が多数を占めていたが、昨今の観光の社会情勢を考慮すると、その数は減少していく。多言語対応やWiFi対応の施設や観光スポットが増えているため、訪日旅行者数が増えていくと予測される。

データで見る長崎県のインバウンド状況

訪日観光客数(2019)

2019年の長崎県の訪日外国人客数は461786人で、全国20位。

訪日観光客数の推移

国別、訪日観光客数の推移

2019年の訪日観光客数を国籍、地域別にみると韓国が訪問者の33.68%を占め、長崎県に最も多く訪れている。続いて台湾が22.6%、香港11.52%、中国8.82%、その他5.42%となった。この上位5カ国で全体の82.04%を占めている。

インバウンド消費額(2019)

・インバウンド消費額は160億円で全国20位。

・1人1回あたりの旅行消費額単価は34706円で全国25位。

・1人1泊あたりの旅行消費単価は8874円で全国28位。

インバウンド消費額の国別割合(2019)

2019年のインバウンド消費割合を国籍、地域別にみると韓国がインバウンド消費額の24.53%を占め、長崎県で最も多く消費している。続いて米国が17.72%、中国11.35%、台湾11.15%、その他9.29%となった。この上位5カ国で全体の74.04%を占めている。

費目別消費内訳 (2019)

長崎県における2019年のインバウンド消費額を費目別でみると、宿泊費が消費額全体の36.24%を占め、続いて飲食費が29.68%,買物代が26.05%となった。

アジアの訪日外国人の意見

長崎県に対するアジアの訪日外国人観光客の第一印象

やはり外せないのは原爆のイメージのようだが、ハウステンボス、眼鏡橋、中華街、長崎ちゃんぽんといったワードも、訪日リピーターの多い台湾、香港、そしてタイの間で上がった。全ての国に共通して、カステラが人気のようだ。

長崎県でアジアの訪日外国人観光客の人気の観光地

訪日リピーターの多い台湾、香港、そしてタイの間では、平和公園、長崎港、佐世保、ハウステンボス、軍艦島が定番の観光スポットのようだ。残念ながら、インドネシア、マレーシア、ベトナムでは長崎県で人気の観光地は、印象にないようだ。

長崎県でアジアの訪日外国人観光客に人気の体験、アクティビティ

訪日リピーターの多い台湾、香港では、軍艦島散策や夜景ハンティングが定番の体験、アクティビティのようだ。タイは、ハウステンボスが定番の体験、アクティビティ。残念ながら、インドネシア、マレーシア、ベトナムでは長崎県で人気の体験、アクティビティは、印象にないようだ。

長崎県でアジアの訪日外国人観光客に人気のグルメ

訪日リピーターの多い台湾、香港、そしてタイの間では、ちゃんぽん、カステラが人気のグルメのようだ。残念ながら、インドネシア、マレーシア、ベトナムでは長崎県で人気のグルメは、印象にないようだ。

長崎県でアジアの訪日外国人観光客に人気のおみやげ

訪日リピーターの多い台湾、香港、そしてタイの間では、カステラが人気のおみやげのようだ。残念ながら、インドネシア、マレーシア、ベトナムでは長崎県で人気のおみやげは、印象にないようだ。

長崎県でアジアの訪日外国人観光客に人気の宿泊エリア

訪日リピーターの多い台湾、香港、そしてタイの間では、長崎駅、中華街、浜町、長崎港エリア、佐世保市、ハウステンボスが人気の宿泊エリアのようだ。残念ながら、インドネシア、マレーシア、ベトナムでは長崎県で人気の宿泊エリアは、印象にないようだ。


参考資料:訪日外国人消費動向調査(官公庁)、訪日外客数の動向(JNTO)より推計


[Fun Japan Communicationsについて]
アジア地域No.1規模の””日本好き””コミュニティ『FUN! JAPAN』を運営(2020年4月時点のWebサイト月間ユニーク訪問数270万人、 Facebookファン数467万人、会員数120万人)。現地消費者目線で多国展開する『FUN! JAPAN』の圧倒的メディア力と、そこで蓄積されたデータ、さらには消費者との直接的な繋がりを基にデジタルとリアルの施策を組み合わせ、 100社以上のお客様に対して訪日や海外商品の売上拡大をサポートしています。

資料ダウンロード お問い合わせ