インバウンド・海外情報

富山県のインバウンド

富山県は中部地方に所属しており、日本海側に位置する。北陸新幹線の開業以来、東京方面からの観光客の流入も多くなった。富山県への訪日旅行者数の過半数が台湾人で、雪と温泉が主な目的のようだ。日本には四季があり、冬以外の魅力も新潟県にあるは十分あるので、その魅力の認知拡大をすれば、訪日旅行者数が伸びると予測される。

データで見る富山県のインバウンド状況

訪日観光客数(2019年)

2019年の富山県の訪日外国人客数は360112人で、全国22位。

訪日観光客数の推移

国別、訪日観光客数の推移

2019年の訪日観光客数を国籍、地域別にみると台湾が訪問者の51.76%を占め、富山県に最も多く訪れている。続いて香港が12.91%、中国10.41%、韓国9.22%、インドネシア2.53%となった。この上位5カ国で全体の86.83%を占めている。

インバウンド消費額(2019)

・インバウンド消費額は62億円で全国35位。

・1人1回あたりの旅行消費額単価は17312円で全国44位。

・1人1泊あたりの旅行消費単価は7576円で全国34位。

インバウンド消費額の国別割合(2019)

2019年のインバウンド消費割合を国籍、地域別にみると台湾がインバウンド消費額の22.38%を占め、富山県で最も多く消費している。続いて中国が14.92%、香港13.39%、韓国11.12%、その他9.19%となった。この上位5カ国で全体の71%を占めている。

費目別消費内訳(2019)

富山県における2019年のインバウンド消費額を費目別でみると、宿泊費が消費額全体の39.86%を占め、続いて飲食費が26.91%,買物代が24.73%となった。

アジアの訪日外国人の意見

富山県に対するアジアの訪日外国人観光客の第一印象

富山県といえば、立山黒部。立山黒部アルペンルート、黒部ダムなどの観光名所は、不動の人気のキーワードとなっている。水産業に力を入れているベトナムでは、国民が海の動物に興味があるのか、ホタルイカ漁 観光船のことをよく知っている。

富山県でアジアの訪日外国人観光客に人気の観光地

FUN! JAPANの対象国すべてにおいて、立山黒部のことをすぐに覚い浮かべる方が多かった。立山黒部アルペンルート、黒部ダムなどの観光名所は不動の人気のキーワードだ。水産業に力を入れているベトナムでは、国民が海の動物に興味あるのか、ホタルイカ漁 観光船のことをよく知っている。

富山県でアジアの訪日外国人観光客に人気の体験、アクティビティ

香港人なら立山黒部(雪壁)バスツアー、台湾人なら路面電車体験が人気の体験らしい。インドネシア、マレーシア、ベトナムは富山県のアクティビティについて、印象がないようだ。

富山県でアジアの訪日外国人観光客に人気のグルメ

台湾の方々は白エビブラックラーメン、香港の方々は回転寿司 すし玉白えび亭鱒寿司と回答。残念ながら、インドネシア、マレーシア、ベトナムでは富山県のグルメは、印象にないようだ。

富山県でアジアの訪日外国人観光客に人気のおみやげ

訪日時に現地で食べるだけでは足りない台湾人は、ブラックラーメンを、おみやげとしても購入する。残念ながら、インドネシア、タイ、マレーシア、ベトナムでは富山県のおみやげは、印象にないようだ。

富山県でアジアの訪日外国人観光客に人気の宿泊エリア

いずれの国においても、富山県の宿泊について、印象がないようだ。少数意見ではあるが、台湾は富山市と回答している。


参考資料:訪日外国人消費動向調査(官公庁)、訪日外客数の動向(JNTO)より推計


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