インバウンド・海外情報

栃木県のインバウンド

栃木県は関東地方に所属しており、Japan Free Wi-Fiや訪日旅行者向けの観光案内所などの整備も進んでいることから、訪日旅行者の数は安定しているといえる。日光東照宮がもっとも有名な観光地で、東京の人気観光地のひとつである浅草からもアクセスが良いことから、訪れやすいといえる。英語圏と中国語圏のみならず、タイ人も多く訪れるので、言語対応なども必要になってきているといえる。

データで見る栃木県のインバウンド状況

訪日観光客数(2019年)

2019年の栃木県の訪日外国人客数は397669人で、全国21位。

訪日観光客数の推移

国別、訪日観光客数の推移

2019年の訪日観光客数を国籍、地域別にみると台湾が訪問者の20.85%を占め、栃木県に最も多く訪れている。続いてその他が12.2%、タイ11.21%、中国10.09%、米国6.71%となった。この上位5カ国で全体の61.06%を占めている。

インバウンド消費額(2019)

・インバウンド消費額は146億円で全国25位。

・1人1回あたりの旅行消費額単価は36769円で全国21位。

・1人1泊あたりの旅行消費単価は6963円で全国37位。

インバウンド消費額の国別割合(2019)

2019年のインバウンド消費割合を国籍、地域別にみると中国がインバウンド消費額の22.41%を占め、栃木県で最も多く消費している。続いてその他が14.75%、台湾13.2%、韓国7.71%、タイ7.63%となった。この上位5カ国で全体の65.7%を占めている。

費目別消費内訳(2019)

栃木県における2019年のインバウンド消費額を費目別でみると、宿泊費が消費額全体の44.97%を占め、続いて飲食費が25.48%,買物代が22.35%となった。

アジアの訪日外国人の意見

栃木県に対するアジアの訪日外国人観光客の第一印象

栃木県といえば、日光を思い出す人が多い。日光東照宮と鬼怒川温泉が有名で、台湾、香港、ベトナム、タイでも知られている。宿泊をする人は少なく、東京に滞在して日帰りで訪れる方々が多いようだ。

栃木県でアジアの訪日外国人観光客に人気の観光地

訪日旅行者の間では、日本といえば神社、お寺、温泉は不可欠になっている。栃木県にはそのすべてが揃っており、特に長い歴史を持つ日光東照宮と駅の近くにある鬼怒川温泉は人気だ。特に、訪日リピーターの多い台湾、香港とタイの方々の間では、訪日初心者が訪れる定番スポットとなっている。

栃木県でアジアの訪日外国人観光客に人気の体験、アクティビティ

世界遺産の日光東照宮が有名だが、すぐ近くの日光江戸村で忍者体験をして歴史を味わう旅も人気。タイの方には、さらに紅葉の時期も人気のようだ。

栃木県でアジアの訪日外国人観光客に人気のグルメ

栃木県のメロン生産量は日本一だが、認知度でいえば、餃子がやはり高い。インドネシア餃子、タイ餃子、台湾いちご、餃子、日光天然水かき氷、香港餃子、宇都宮焼きそばというように、餃子は外せない栃木県のグルメとなっている。

栃木県でアジアの訪日外国人観光客に人気のおみやげ

栃木県といえば、いずれの国においても、イチゴの名產地という認識が高い。そのため、おみやげもイチゴ関連が人気のようだ。例えば、タイはイチゴ関連のお菓子全般、台湾はキットカット ミニ とちおとめ、香港イチゴ関連グッズと答えました。さらに台湾は関東とちぎレモン牛乳、ゆば、日光カステラ、日光ラスク、日光甚五郎煎餅と回答している。残念ながら、インドネシア、タイ、マレーシア、ベトナムでは栃木県のおみやげは、印象にないようだ。

栃木県でアジアの訪日外国人観光客に人気の宿泊エリア

日光はFUN! JAPAN対象国すべてにおいて人気がある。訪日リピーターの多い台湾、香港、タイの方々の間では、鬼怒川温泉も揃って回答している。


参考資料:訪日外国人消費動向調査(官公庁)、訪日外客数の動向(JNTO)より推計


[Fun Japan Communicationsについて]
アジア地域No.1規模の””日本好き””コミュニティ『FUN! JAPAN』を運営(2020年4月時点のWebサイト月間ユニーク訪問数270万人、 Facebookファン数467万人、会員数120万人)。現地消費者目線で多国展開する『FUN! JAPAN』の圧倒的メディア力と、そこで蓄積されたデータ、さらには消費者との直接的な繋がりを基にデジタルとリアルの施策を組み合わせ、 100社以上のお客様に対して訪日や海外商品の売上拡大をサポートしています。

資料ダウンロード お問い合わせ