現地で日本語を学んだきっかけについて
こんにちは!海外情報コラム担当の「あい」です!
在日の方だけでなく、観光客の方でも日本語を話せる人が増えてきていますね。
日本語との出会い、勉強のきっかけを聞いていくと、
・日本の何に魅力を感じているのか
・どのようなアプローチでプロモーションをしていけばいいかのヒント
が分かってきました!
今回のテーマは「現地で日本語を学んだきっかけ」。
私たち日本人にとってあまり知る機会のない「外国人からみた日本」が知れるコラムです!
是非最後まで読んでみてください。
「日本」との初めての接点
TVで日本のアイドルやドラマを見たことがきっかけです。
見ているうちに日本人のように喋ったり、字幕がなくても聞き取れるようになりたいと思い始めました。
わたしもTVで見たアイドルやアーティストがきっかけ!
好きなアイドルが話している内容を早く知りたかったし、字幕(翻訳)を通してではなく、言葉が直接分かるようになりたかったから勉強したよ。
「初めて日本語に触れたのはTVだった」という意見は多かったです!
アイドル・歌手・ドラマ・アニメなどがアジア各国で放送されていて、自然と触れるきっかけになっているのですね。
最近ではSNSから触れる機会を得ている方も多いようです。
僕は日本の留学が決まってから本格的に学ぶようになりました。
先生から日本語能力試験のN4合格が留学の絶対条件だと言われていたので、頑張って勉強しました。
日本語能力試験はN5が一番低いのですが、いきなりN4だったんですね!
僕が受験した当時はN4が一番低かったんです。
今の形になったのは2010年からですね。
なんと!そうだったのですね!初耳です…
今でいうN5と同じくらいの難易度だったので「基本的な日本語をある程度理解するこができる」くらいのレベルでした。
実際に来日してから日本語を聞いて使っていくことで、上達していきました。
やっぱり実際に日本人と話してみるのが一番の近道だよね。
香港で2年勉強して、始めて東京旅行した時に日本人とちゃんと話せて本当に嬉しかった!
私の○○語、通じてる!の瞬間って嬉しいですよね!
私も欧米の方に道を聞かれて、カタコトで話した(怪しい)英語が通じた時は嬉しかったです!
私はCさんと少し似ていますが、台湾にある大学の日本語学科を受験したのがきっかけです。
元々日本に興味があったのですが、周りも日本の文化が好きな人が多くて勉強する人が多かったのもあります。
大学には日本のアーティストの髪型やメイク・服装を真似している先輩もいて憧れの的でした!
日本語学科がある大学だったので、紅白歌合戦のような日本文化に触れるイベントもたくさん開催されていたのがいい思い出です。
日本が好きな方が多い環境もきっかけの一つですね。
アーティストに似ている方、ぜひお会いしたいです!!
時々グローバルスタッフの同僚から「日本語を教えてください」と質問されるのですが、質問のレベルが高すぎてすぐに答えられない時もあります…日本語、難しいですよね…(笑)
そんな「日本人でも難しい」と言われる日本語能力試験のN1をFUN!JAPANの日本人スタッフが体験した記事もあります。是非ご覧ください。
【検証】日本人は日本語能力試験(JLPT)を解いてみた!受験問題の難易度についてどう思うのか?
https://www.fun-japan.jp/jp/articles/13191
まとめ
・日本語を学ぶきっかけはメディアやSNSであることが多い。
・大学や、周辺の環境から日本語に触れる機会が多かった方もいる。
・特にリピート率の高い台湾・香港を中心に、事前に日本語検定などで勉強してから来日することもある。
「私と日本語」エピソード
色んな日本語とのファーストコンタクトを聞けました。
次は、日本語についてのエピソードをお聞きしていきます!
僕は日本のドラマや主題歌が好きで日本語の勉強を始めたんだけど、大学の授業の進みが遅くて、自分でアルバイトと塾を全部で4つかけもちして一生懸命勉強しながら塾代を稼いだよ。
塾ではみんな日本語ペラペラで、最初は話についていけなかったけど、勉強の成果もあってだんだん話せるようになったのが嬉しかった!
今は日本人の友達もたくさんいるよ!
4つかけもち!!凄すぎる…。
努力の結果たくさんのお友達に恵まれていて素晴らしいと思います。
まだ日本語が話せなかった頃、日本の居酒屋でメニューが読めず、店長さんがボディーランゲージで説明してくれてとっても親切で嬉しかった!
英語ではなくボディーランゲージのあたり、かなり面白い…素敵な店長さんですね
私は母が日本に住んでいるのもあって、人生初の海外旅行が日本でした。
当時はタイに電車がなかったので、新幹線や地下鉄に感動しました!
ウォシュレットトイレなどもタイにはなかったテクノロジーだったので、別の世界にいるような衝撃だったのを覚えています。
初めての日本での衝撃体験もあって日本語を学ぼうと思ったのですね!
日本語の発音が可愛いなと思っていて、ファッションにも興味があったのでタイで日本語を勉強しました。
当時は日本語が話せるタイ人はまだ少なかったので、仕事のキャリアアップに繋がると考えたのも理由です。
今も日本語を使った仕事をしています。
発音が可愛い、は初めて言われましたがなんだか嬉しいですね♪
現在も日本語を仕事で活かせているのは凄いですね!
僕はPCゲームが好きで、日本のゲームが翻訳されていなかったから辞書を読みながら遊んでいたよ!
今でこそ翻訳版がでているゲームはあるけど、昔は翻訳されていないのが当たり前だったからね。
辞書を読みながらゲーム…!
漢字もあるので中国人の方であれば少し分かるかも知れませんが…。カタカナやひらがなもあるので、大変だったでしょうね…。
「翻訳がない時は雰囲気でゲームをやっていたから、RPGだとストーリー自体はよく分からなかった」という人も多かったそうです。
それでも面白いと思ってプレイしている人が多いのはすごいですね!
僕もゲームきっかけだけど、日本語音声のゲームをプレイした時にそんなに難しくない言語かも!と思ったのが最初かな。
元々チェンマイは日本人がたくさんいる地域なのもあって、日本語を勉強してからは色んな人と会話して今でも友達だよ。
日本人が経営する飲食店で日本語のメニューをタイ語に翻訳したり、出張で来ていた日本人と仲良くなってタイのお祭り「ソンクラーン」も一緒に遊んだり…。
住んでいたアパートも日本人が多かったよ。
元々日本人が多い地域とはいえ、かなり日本人との交流を経験されているのですね!
ずっと連絡をとって友達でいるのは難しいこともあるなか、とっても素敵なことですね。
まとめ
・来日のタイミングや自国に来ている日本人との交流で、より日本への理解や興味を深める方が多い。
・日本語を勉強して、実際に通じるか日本人と話してみたいと思っている方は多そうである。
・複数回訪日される方は特に「日本人の暮らしや文化に溶け込んでみたい」と考える傾向がある。
今回も、たくさんの意見が寄せられました。日本人としてとても嬉しいエピソードも多かったです。
興味をもったきっかけは様々でしたが、日本人との交流を通して「より深く知りたい」気持ちが高まった方が多かったようでした。
近年はSNSなどの発達もあり、オンラインで直接多国籍の方と交流をすることも多いようです。
「これから日本語を学ぶ方に向けてアプローチを行いたい」
「インフルエンサーを招聘して地方の人々との交流の様子を動画にし、より興味を深めてもらいたい」
など、FJCでは幅広く対応しております。
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次回のテーマは「現地で活躍している日本人タレントについて」です!お楽しみに!」