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第二回:新型コロナウィルスの訪日旅行&EC利用への影響調査 FUN! JAPANオンライン調査結果を発表

アジア地域No.1規模の “日本好き”コミュニティサイト『FUN! JAPAN』を運営する株式会社Fun Japan Communicationsは、台湾・香港・タイ・マレーシア・インドネシア・ベトナム・インドのアジア7カ国に対して、第二回目となる新型コロナウィルスによる訪日旅行への影響について調査を行いました。


新型コロナウイルスによって生活や価値観が変わった今、過去のデータは必ずしも正確な参考材料とならなくなっています。各国ユーザーの“今“を知り、貴社のプロモーションに活かしてみてはいかがでしょうか。


PICK UP
・ECの利用頻度の変化は?越境ECは使うようになったのか?
・Afterコロナにおいて、日本に旅行するならいつ・どの季節に訪れたい?
・コロナ禍の今、訪日旅行に関してどんな情報を事前に知りたい?


第二回となる今回の調査では、第一回の調査でも行った、訪日旅行の希望時期、訪日に際して求めている情報等に加え、EC(越境EC含む)の利用状況やお財布事情などについても、日本好き外国人に対して調査を行いました。



<調査概要>
調査対象:台湾・香港・タイ・マレーシア・インドネシア・ベトナム・インド
調査方法:10代から60代の男女へのオンラインアンケート調査
調査時期:2020年5月28日~2020年6月30日
サンプル数: 1,258

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う収入への影響?

今回の全ての調査対象国において、40%の回答者が収入が「減った」、もしくは「少し減った」と回答。特にインドネシアでは70%以上の回答者が「減った」、もしくは「少し減った」と回答しており、新型コロナウイルスの影響がいかに大きいかを物語っています。


新型コロナウイルスによるECサイト・越境ECサイトの利用頻度の変化

インドを除く全ての調査対象国において、感染拡大後「2週間に1回以上」ECを利用する人が増加しています。一方で「ほとんど利用しない」、「1か月に1回」といった割合が減少しています。


この調査結果から、少しずつではありますが、ECサイトの利用は増加傾向にあり、新型コロナウイルスが生活様式を変化させていることが見えてきます。


上の問いにおいて、回答者の約40%が収入への悪影響があると回答したにもかかわらず、台湾、香港、タイ、マレーシアでは、約50%以上の人が新型コロナウイルスの感染拡大後、越境ECサイトの利用が「増えた」または、「普段と変わらない」と回答しました。特にベトナムでは約50%の回答者が利用頻度は「増えた」と回答しており、国内におけるECの利用だけでなく、越境ECも日常になりつつあるといえます。


訪日旅行に対して新型コロナウイルスの影響がなくなったと判断する情報源は?

訪日旅行を考える際に、自国の政府よりも日本政府の発信をもとに「新型コロナウイルスの影響がなくなった」と判断するようです。この調査結果より、日本政府から情報配信を実施すること、日本政府発表の情報を元に情報配信を適当なメディアで実施すること、また日本旅行が安全と判断され次第、訪日プロモーションを再開することが重要と考えられます。


訪日するならいつ・どの季節?

①:香港は訪日意向が高く、安全と判断できれば約30%の回答者が3カ月以内に訪日したいと回答しています。
②:香港以外の国では「期間ではなく季節に合わせて訪日したい」が最多の回答となりました。こちらの設問に関しては、全体的に前回の調査と大きな違いは見受けられませんでした。


さらに、「期間ではなく季節に合わせて訪日したい」と回答したユーザーを対象に、どの季節を希望するか尋ねたところ、台湾と香港では「秋」の数値が一番高く、それ以外の国は「春」の数値が高い結果になりました。また、前回調査と比較し台湾・香港では秋に行きたいという割合が高まっています。


この結果から、2020年夏にコロナウイルスの感染拡大が収束したとしても、訪日旅行の需要が回復するのは早くて秋以降であることが分かります。


特に、熱帯や亜熱帯気候の国では、桜や紅葉、雪などの日本らしい景色や、祭りなどのイベントを目当てに訪日する旅行者が多いです。そのため、収束時期を見据えて、その季節ならではの絶景スポットやイベントをしっかりアピールしていくことがポイントといえるでしょう。


訪日旅行に関して、どんな情報を事前に知りたい?

前回調査と同様に、「とにかく安全に対する正確な情報が知りたい」が大多数となりましたが、全ての国において、その選択者は減少しました。一方で、「お得な情報が知りたい」という回答者が、全ての国で上昇しており、新型コロナウイルスに対する警戒が解けてきているとともに、訪日キャンペーンを期待する人が増えてきていると言えます。


このような顕在層に対して効率的に情報を拡散することが、インバウンドが復活する際に重要になってきます。現在、日本各地で営業自粛や移動制限措置がとられており、旅行関連やインバウンドのプロモーションを積極的に行うことは厳しい状況ですが、調査対象国によってはすでに終息に向かっている国もあります。各国で、終息後に訪日したい時期や季節が異なりますので、渡航・移動制限が解除された際に速やかにプロモーションできるよう、今から準備しておくことが大切です。


いかがでしたでしょうか?FUN! JAPANではこのようなリサーチの他、海外・インバウンドのプロモーション、SNS運用、越境ECプラットフォームの運用を行っております。


[Fun Japan Communicationsについて]
アジア地域No.1規模の”日本好き”コミュニティ『FUN! JAPAN』を運営(2019年12月時点のWebサイト月間ユニーク訪問数270万人、 Facebookファン数467万人、会員数117万人)。現地消費者目線で多国展開する『FUN! JAPAN』の圧倒的メディア力と、そこで蓄積されたデータ、さらには消費者との直接的な繋がりを基にデジタルとリアルの施策を組み合わせ、 100社以上のお客様に対して訪日や海外商品の売上拡大をサポートしています。

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