インバウンド・海外情報

群馬県のインバウンド

群馬県は関東地方に所属しており、東京からのアクセスが良い一方で、観光スポットの知名度があまりなく、訪日旅行者数が伸び悩んでいるようだ。日本屈指の温泉地、草津温泉は、湯もみの様子や湯畑の写真がよく訪日旅行者の目に触れて話題になるが、宿泊にまで至っていないようだ。訪日リピーターの多い台湾人の間では、GOUTER de ROI(ラスク)の本社があることが知られているが、東京でも買えるとあって、現地まで訪れることは少ないようだ。

データで見る群馬県のインバウンド状況

訪日観光客数(2019年)

2019年の群馬県の訪日外国人客数は170510人で、全国36位。

訪日観光客数の推移

国別、訪日観光客数の推移

2019年の訪日観光客数を国籍、地域別にみると台湾が訪問者の17.96%を占め、群馬県に最も多く訪れている。続いて中国が16.83%、その他9.5%、米国8.34%、香港8.33%となった。この上位5カ国で全体の60.96%を占めている。

インバウンド消費額(2019)

・インバウンド消費額は84億円で全国31位。

・1人1回あたりの旅行消費額単価は49393円で全国13位。

・1人1泊あたりの旅行消費単価は5273円で全国42位。

インバウンド消費額の国別割合(2019)

2019年のインバウンド消費割合を国籍、地域別にみると中国がインバウンド消費額の26.16%を占め、群馬県で最も多く消費している。続いてその他が13.15%、米国7.47%、台湾7.05%、オーストラリア5.87%となった。この上位5カ国で全体の59.7%を占めている。

費目別消費内訳(2019)

群馬県における2019年のインバウンド消費額を費目別でみると、宿泊費が消費額全体の39.57%を占め、続いて飲食費が30.06%,買物代が26.08%となった。

アジアの訪日外国人の意見

群馬県に対するアジアの訪日外国人観光客の第一印象

“群馬県といえば、寒いイメージがあり、有名な温泉地として知られる人が多い。草津温泉は、台湾、香港、タイでも知られており、特別な衣装を着て湯もみをする日本人の姿は、誰もが思い浮かべる草津温泉のイメージだ。 “

群馬県でアジアの訪日外国人観光客に人気の観光地

日本屈指の温泉地、草津温泉は、自然湧出量日本一を言われている。さらに歴史が長く(1800年以上)、温泉と共に、歴史と文化も堪能できるとあって、訪日リピーターの多い台湾、香港とタイの間では人気だ。なお、湯畑を鑑賞することも魅力のようだ。

群馬県でアジアの訪日外国人観光客に人気の体験、アクティビティ

日本屈指の温泉地で、草津温泉が人気。なお、雪が降らない地域がメインのFUN! JAPAN対象国において、雪のアクティビティも人気があるようだ。台湾と香港の方々の間では草津温泉での湯もみ体験、タイの方々の間では温泉巡り体験というキーワードが上がった。なお、湿度が高い香港にとっては、雪のアクティビティに人気が集まった。

群馬県でアジアの訪日外国人観光客に人気のグルメ

いずれの国においても、群馬県のグルメについて、印象がないようだ。台湾の方々の間では味噌パンが人気のようだ。

群馬県でアジアの訪日外国人観光客に人気のおみやげ

いずれの国においても、群馬県のおみやげについて、印象がないようだ。少数意見ではあるが、台湾はGOUTER de ROI(ラスク)が人気のようだ。

群馬県でアジアの訪日外国人観光客に人気の宿泊エリア

草津温泉はFUN! JAPAN対象国すべてにおいて人気がある。


参考資料:訪日外国人消費動向調査(官公庁)、訪日外客数の動向(JNTO)より推計


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